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キーボードがおかしくなりました。「キーボード おかしい」と打つと「25-b6-d6 62あs55」と変換されます。どうすれば解決できますか?

結論

何かの拍子でNumLockを押してしまったことが原因です。キーボードのNumLockを押すことで解決します。

 

NumLockキーの位置

キーボードの種類にもよりますがおおむね、キーボード右側に配置されていることが多いです。

以下にキーボード画像の例を置いておきます。実際のキーボードから確認してみてください。

ノートパソコンの場合

 

フルサイズキーボードの場合

 

 

うまくいかないときは…

PCメーカーによっては「NumLock」キー単体だけでは、ロックが解除されない場合もあります。

その場合は

「Fn」 + 「NumLock」(DELL製PCの場合)

「Shift」 + 「NumLock」(富士通SONY製PCの場合)

をそれぞれ試してみてください。

またキーボードによっては「NumLock」という表記ではなく、「NumLk」「ScrLk/NumLk」という表記の場合があるので、確認してみてください。

 

NumLockキーは何のためにあるのか?

NumLockは、「テンキー」で数字を入力できなくする役割があります。

「テンキー」というのは下記画像のような、独立して数字が入力できるキーです。

テンキー左上にNumlockキーがあることも多いです

 

テンキーを、カーソルキーやその他の機能キーとして使いたいときに利用するものですが、あまり使う機会はありません。

最近は、テンキーがないキーボードで、アルファベットキーの部分をテンキー代わりに使うときの切り替えキーとしての役割を持つようになってきています。

上記のようにキーボード入力がおかしくなるのは、アルファベットキーをテンキー代わりに使う設定になっているからということになります。

 

ではなぜ、未だにNumLockキーがあるのか?

そもそもNumLockキーは1980年代前半に、カーソルキーのないキーボードで、テンキーをカーソル移動で使えるようにするために作られました。

現代では、独立したカーソルキーがあるキーボードが主流となり、多くのユーザにとってNumLockは不要と言ってもいいものになっていきました。

現代でもNumLockキーは残り続けている理由は、「互換性の維持」という目的ももちろんありますが、「必要だった時代からの名残」、という側面も多いと思われます。

 

まとめ

とはいえ、急にロックがかかると、キーボードの故障を疑ってしまいますよね。

対処方法を知っていても、いちいちロックがかかるのは、いちいち面倒なものです。

初めて自分のノートPCを持った大学生や、本格的にPCを使いだす社会人1年目の若者は特にそう思われると思います。

もし大学の講義中や、仕事中に「キーボードが壊れた!」と困っている友人・同僚がいたら、そっとNumlockの確認を教えてあげてください。

 

 

 

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